川村亘平斎の影絵と音楽
『オロチカラ~なまぐさ天狗は龍を追う』
影絵と音楽で描く抱腹絶倒のストーリー
影絵人形芝居「ワヤン・クリット」、そして、物語の情景を
つくりだす音楽で、“架空の島”へと誘います。
子どもは新しい世界に出会い、また、大人は童心に帰るひととき。
池袋から、異国へ旅してみませんか?
昔々、世界の至る所で、命の光を失ってゾンビになった生き物たちが
「オロチ」と呼ばれる謎の宝を探して暴れまわっていました。
「オロチハドコダ!?オロチハドコダ!?」
森を荒らされ困り果てたカエルは、泉に住む天狗に相談に行きました。
しかし、この天狗、なまぐさで有名なヤツで、カエルの話を
一向に聞きません。
そうこうしていると、天狗のところにもゾンビたちがやってきて、
「オロチハドコダ!?オロチハドコダ!?」
と叫び、泉をめちゃくちゃにしてしまいました。
住処を追われた天狗とカエルは、長い旅の果て「オロチ」が眠ると言われるチノハテ山へと辿り着くのでした。